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コラム西池
   
脆弱性のウェブブラウザ 2014/5

 ウェブブラウザとはインターネット閲覧ソフトのことであるが先日、大手の新聞の第3面に「脆弱IE使用禁止令」と見出しをつけた記事が掲載された。新聞の見出しの扱いが驚きである。ウインドウズのインテーネットエクスプローラ(IE)に脆弱性が見つかり、幾つかの県などででIEの利用を一時停止すると言う内容であった。具体的な内容はIEを使用して、あるサイトを閲覧するとウィルスに感染してパソコンを乗っ取られる可能性があるというものである。
社会的問題に発展するところであったが幸い、早い時期に緊急パッチ(修正プログラム)が出され、事なきを得たようだ。なぜこのようなことになるかというとこのIEはWindowsのパソコンを購入すると最初から付加されている閲覧ソフトで利用者は全体の50%以上に及ぶため、影響が甚大なのだ。今回問題が発覚したのはIEだけで他のウェブブラウザには影響がなかったというのも特徴的なことだ。

よく考えてみるとウェブブラウザは今のパソコンにはインターネット閲覧する上で必要不可欠なものであるがインターネットを旅する旅行業者(エージェント)の様なものであり、この旅行業者は1社だけでなく数社ある。これら旅行業者はIEの他にGoogle社のchrome(クローム)、モジラのFirefox(ファイヤーフォックス)などで全体の85%を占めており、それ以外にオペラ社のOperaやMac系のApple社のSafariなどがある。

どれも、無料で使用できるがあえて変更する必要性がなかったというか無頓着でいたというのが実体だろう。ご存知無い方も多いと思うがウェブブラウザはパソコンに一個しか入れてはならないのではなく、複数個入れることが出来る。どれも似たり寄ったりであるがこれを契機にパソコンにもう一つウェブブラウザを入れて置くということを考えても良いのではと考える次第である。

 どれも似たり寄ったりと書いたがiPad(iPhone,Mac)に装備されているSafariは個人的には非常に気に入っている。Safariには「リーダー」と「リーディングリスト」という機能が装備されている。リーダーは、Safari でブログやニュースを読むときに重宝する機能でニュース記事を閲覧中に「リーダー」を使うと、記事のテキストだけを少し大きめの文字で抽出して表示してくれる。しかも数ページにわたる記事を拾い出して、連続した文章で表示してくれるため、そばにある広告に気を散らすことなく、読むことに専念できる。リーディングリストは記事を「あとで読む」ための機能で忙しいとき、見つけた内容をリーディングリストに追加しておけば後から、容易に読むことが出来るというものである。




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