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コラム西池
   
西池袋に虹が出た2 虹は七色 2014/7

 台風8号が今年初めて関東地方を通過した7月11日の夕方、西池袋の172号線沿いに虹がかかった。6時50分ぐらいのことである。見たことの無いような大きな虹である。虹の立ち上がりと落ちていく場所もはっきりと観える素晴らしい虹である。
 残念ながら写真を撮ることが出来なかったがこのような大きな虹は写真では雄大さが表現できないのではないか。写真の代わりにイメージの挿絵をご覧頂きたい。
虹はウエストパークタワーの左サイドから立ち上がり、目白通りにつながる池三商店街の裂け目に落ち込んでいる。 虹が観えたのが夜7時ごろとあって太陽の高度がかなり低くなっているのでこのような大きな虹になったようである。
昨年も同じ時期に虹が出ている。7月7日であった。

 ところで日本人は虹が七色だということを疑う人は居るまい。虹の色は主観的なもので実は国により五色だったり、六色だったりするようである。日本人が七色を是とするのはどうも小さい頃に受けた教育によるものらしい。

 虹の色が七色と決めたのはニュートンだと言うことである。ニュートンは虹のスペクトルは連続することを知っていたがあえて七色にしたという。七が社会に合うと考えたようである。音楽のオクターブがドレミファソラシの7音からなるのと同じようなものだ。

 あなたは虹の七色を言えるだろうか。考え方は色の3原色である赤、黄、青色を基本に考え、その隣り合う色を考える。赤と黄の間の色は橙色であり、黄と青の間の色は緑色、青と赤の隣り合う色は紫となります。これを並べると赤、橙、黄、緑、青、紫の6色が出来上がります。ここまでは論理的だがあと、1色加えなければなりません。ニュートンは青と紫の間に藍色を加えて7色にした。それで虹の七色は赤、橙、黄、緑、青、藍、紫となる。赤が虹の上の方にくる色である。


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