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コラム西池
   
ガスメータの交換 2015/7

 ガスメータは計量法により10年に一度、交換になる。その昔、大きなタンクをつけたメータがマイコン電子化され、小型になって地震による自動停止機能もすでに付加されている。
今回の交換では30cmぐらいのカメの甲羅の形をした縦型のものからその半分ぐらいの横型のメータ(UH型)に変わった。以前のものはメータの表示部がメカで出来ていたが今回は表示部が液晶に変わって完全に電子化されている。

それに加えて今回は無線による自動検針機能が追加されていた。(写真の下側についている小さな箱)
無線機の型式は特定小電力無線のGB−W41R。パナソニック製だ。
周波数帯は400MHz 送信電力は10mW。
なんでも100mぐらい電波が届くそうだ。つまり、100m先からメータの指針が読めるということだ。検針員はこの親機を持っており近傍のガスメータの検針情報を一度に吸上げることが可能となる。

ガスメータの電子化メータで難しいのはメータ交換が10年に一回なのでメータ類を動作させる電池が10年持つ必要があるということだ。無線機が10年間電池で動作するのはすごいことだ。
検針が必要なのはガス以外に水道、電気がある。東京ガスではガスと水道を無線で検針する新しい水道・ガスメータ無線自動検針システムの実証実験を実施中という話である。
いわゆるスマートメータ用無線通信規格「Uバスエア」の実験である。

ところで何年か前に
地震の時、ガスが自動停止し、これを解除するのに苦労したことがある。簡単に言うとガスメータについている解除ボタンを押すだけのことであるが理屈を知らないと慌てる。
要点は解除ボタンを押して手を放した時点で解除動作が開始される。押したままでは駄目なのである。次に3分間待つ必要がある。この間にガスメータはガス漏れをチェックして安全だと判断した時点でガスの供給を開始する。この二つのことが分かっていないとひたすら困惑することになる。




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